依存






「何??」


ってあなたは問う。


そんなこと聞かれても答えられないよ。


「んーー??」


とか言いながらまたあたしの指はあなたの汗ばんだ背中を撫でる。








「いって!!」



あたしが今さっきつけた赤い爪痕に触れると仁が悲鳴をあげた。





「明日仕事じゃないの?痕ついちゃったよ??」


「あー明日雑誌の撮影あんだけど…やべぇかも……」


「だって仁がしがみついていいよって」


「ま…しゃぁねぇや…」











あたしは愛しい背中にツーって指を這わせる。


くすぐったい」





あたしの指は男っぽい綺麗な肩に触れて、


そのまま首筋に移る。







「なんだよ」


ちょっと怒ったように仁が言ったから、あたしはビクッてして撫でる指を離した。





「だめ??」


「だめじゃねぇけど…」





あたしが上目遣いで聞いたら、仁は困った顔でお許しの言葉を発したから


あたしは俯いて笑ってから唇を重ねてやった。




突然のキスに仁はびっくりしてたけど、あたしはそのまま抱きしめてみた。





まだ火照った仁の肌が触れて、鼓動がいきなり速くなる。



妙に愛しさが込み上げてきて、






「すき」


って言葉にしてた。








あたしが珍しく素直に言ったら


仁はニヤって笑って。






「何?もっかいシたいの??」


「ばっ…ばかーーー!!」


「ほらもっと素直に言えば??まだ足んないって。」


「仁なんか嫌いっ!!」









いつも素直になれないあたしだから、


言葉じゃなかなか言えないよ。


でも好きだからいっぱい触れたいの。


愛し合ってるシルシの赤い五本線に触れて、


汗ばんだ肌を合わせて、


そうしてまた、愛しさは増してゆく。





きっとこの気持ちは恋も愛も超えて








『あなたがいないと生きてけない』



















END





















あとがき

こんにちは。作者のゆかりです!
今回のテーマはキレイめなエロ(笑)だったんですが、
出来上がってみるとどこがキレイめだかよくわかりません(汗))
仁はほんとにせくしーですな。悩殺されておりますよ。
あかにしくんの背中が綺麗で大好きなんです。
その背中に爪痕が残ってたりすると、セクシー度7割増し!
とか、変な妄想をした結果こんな作品が出来上がったわけなんですがいかがでしたでしょうか?
微エロな感じなのでみなさまの反響が気になってしまいます(゜ω゜)
もし宜しければ感想おねがいしますね♪
では、失礼します。読んで頂いてありがとうございました!


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