いつも


心臓がはちきれそうなくらい


ドキドキしてるんだよ??






壊して







始まりはよくある話








「もしもしー?中丸から聞いてるよねー??どーも赤西仁でーす」


「あっ…はいっ!!ですっ…」


「あっ…もしかして迷惑だった?いきなり知らない人からで」


「えっ…そんなことっ…あたし仁君のこと知ってるし…あっ…でもこんな電話とかは…なんかプロフィールとかは…」


「いや、テンパりすぎだし!!俺のファンなんだってねーありがとー」


「あっ…はいっ!!」


「ほんとねー中丸との写真見てビビったし!!超かわいいからさぁ。俺のファンだって聞いて超嬉しかったんだけど。」


「いや、そんな…あたしも仁君と喋れるなんて…」


「よかったらさー会ってみたいなーなんて。」














あたしには幼馴染がいて小さい頃からずっと仲良しで


なんか優しいけど冴えない奴だと思ってたら


いつのまにかそいつはジャニーズ事務所とかゆうのに入ってた。




毎日家の窓から見えてた雄一の顔が窓にはめったに映らなくなって、


そのかわりテレビや雑誌でいっぱい雄一の顔を見るようになった。












「ねぇ…仁君って…かっこいいね…」


「は?仁??俺は??」


久しぶりに雄一に会ってのあたしの第一声がコレ。


今までアイドルとかには興味なかったのに雄一の出てる雑誌をパラ―ってめくったら


なんかときめいてしまった人がいた。





赤西仁


KAT−TUNのA、赤西仁。










「あっ!!雄一!!今から仕事でしょ??出かけるついでにコレ出してきてよ!!」


「はぁ?何?カメラ??」


「ほーらこないだのバーベキューのときの」


「あぁーあれね。ってなんで俺が出すの!?」


「まぁまぁ…ついでだって」


「ったくなんのついでだよ….」


「じゃあよろしくねーー!!お仕事頑張ってね。雄ちゃんvv」


「うーわ背筋凍った!!じゃあちゃんの愛しの仁君に会ってきますよーだ!じゃぁなー」













「あれー中丸何見てんの?写真??」




できたばかりの写真を楽屋でこっそり見てたら後からエロオーラを放った奴が一人俺の背中にぴったりくっついてきた



「うわっ!!なんだよきもち悪ぃ!!」


「えー誰誰!?中丸が女と2ショなんか珍しいじゃん!!お前にもったいねぇくらいかわいいし」


「テメーみたいにタラシじゃねぇの俺は。ただの幼馴染だし」


「はぁ??俺タラシじゃねぇし!!今女誰もいないんだけど…その子紹介してくんね??」


「あぁ…コイツ、赤西のファンだってよ」


「マジで?マジで??うわー超嬉しいんだけど!!ちょ…マジ番号教えろって!!」


「いっとくけどぜってぇ遊ぶなよ??俺の親にチクッてやるから。」


「りょーかいりょーかい!!そんなかわいい子で遊ぶほど俺悪くないもーん」















ちゃんだよね?ごめんね?待った??」


「いえ…ほんとに来ると思わなかった…」


「俺そんな約束すっぽかす男じゃねーよ??そんなイメージわりぃかな…」


「あっ…いえ…そうじゃなくて…来てくれて嬉しいです。」


「俺も会えてうれしいよ。じゃぁ行こっか」





そう言ってためらいもなく差し出された手に


慣れてるんだろうなぁ…なんて思ったけど


大きな手に重ねたあたしの手をキュって包んだ温もりに体中が痺れるような気がした。




今日初めて会った相手を助手席になんて乗せちゃって、


前をろくに見ずにあたしの目を見て話す仁君の危険な運転。


車が危なっかしく道路を走ってる間あたしの心はもっと危険だった。


あたしの目に映る綺麗すぎる顔に目に無邪気な笑顔にどんどん引き込まれていった。



ちゃん』


生まれてから何千回何万回呼ばれたこの名前を仁君が発するたんびに


あたしは息ができないみたいに苦しくなった。










「今日会ったばっかだけどさ…ちゃん俺と付き合ってくんない??」


「はっ…はいっ….」


さらっと言った仁君の言葉にあたしはマンガみたいに腰が抜けちゃうかと思った


軽く触れた唇に体が熱くなって顔が赤くなるのが自分でもわかった。















「顔真っ赤だよ??」









「ほんっといつまでたっても慣れねぇのな。もう何回キスしてんの」


仁のその言葉にあたしの頬はまた熱を持つ



は顔に似合わずピュアだもんなー」


「似合わずって何よ!!似合わずって!!」


「ウソウソ!!可愛いんじゃん??」


頑張ってアイロンで伸ばした髪をくしゃってされてムカついたけど


仁の大きな手があったかいからすこぅし嬉しかった。


「こんなになるのは仁だけだもん….」


「えっ?何?聞こえない??」


「なんでもなーい」





仁はなんでもない顔してあたしにキスして、


『好き』って言って、


髪に触れて、


そのたんびにあたしはこんなにも


こんなにもドキドキしてるんだよ??





仁の温もりの中で


心臓が破裂しちゃうんじゃないかなって


いっつも思ってるんだよ??






でも、いいの。


仁の傍ならあたしはどんなになってもいい。





もっともっとあたしを壊して










END

















あとがき

こんにちは。作者のゆかりといいます!

またまたあかにしさまでございます。
本当にあかにしひいきで、他担の方たちに申し訳ない(´д`)
ところで!「顔真っ赤だよ?」から場面が変わってるのわかりましたかね?
ちゃん→」「仁君→仁」とゆう単純な新密度アップを表すやりかたですが!
出会い場面は回想みたいな感じで捉えていただければ嬉しいです。
何回キスしても慣れず、顔が赤くなるちゃんはかわゆすですなあ!!
あたしがドリームに書くヒロインは、ゆかりの理想の女の子!です。
女の子らしい子がゆかりのタイプなのでこのサイトではそんな子ばかりになってしまいますが・・・
年上のヒロインとか、もっと強気っぽいヒロインもやってみたいな、と思います。
では、こんなところまで読んで頂いてありがとうございました!
失礼致します。


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