「りょ…う……死ぬ…早…く……」




プーップーップーッ









にぶちん





!?」


「あっ!亮ちゃん。」



「……はぁ??お前何やねん!!突然死にそうな声で電話掛かってくるから急いで来たのに…めっちゃ元気やん!!」


「そんなことないで!ほら!!」




息を切らして額に流れる汗を拭う亮の手をあたしのおでこにあてる。


「うっわ!!むっちゃ熱い!!」


「やろ??」


「やろ?ちゃうわ!!はよ寝とけや!!」





いきなりあたしの体が浮いて亮の腕に抱えられた



「ちょ…亮っっ!?」


「ええから動くな!!」




そのままベットまで運ばれて、亮はコンビニの袋に入った冷えピタをあたしのおでこに貼る。








「じゃあ、ちゃんと寝とけや」


「は??亮どこいくん??」


「だって俺ここおっても直るわけとちゃうしな。」






は?普通彼女が風邪で苦しんでるのに、冷えピタ貼ってそのまま帰る奴おる??





このにぶちんが!!


女ってもんは弱ってるときに好きな人に傍におってほしいもんやの!!


ほんまにわかってへんやっちゃ……










「亮、此処おって。」


「しゃあないなぁ…」













「ん…りょ…う??」


「起きた?平気か??」





にぶちんなくせにこうやって優しい言葉かけるから、あたしはまたときめいてしまう。



「うん。だいぶ楽なった」




ソファーの上にはなぜかあたしの少女マンガが散らばって……






「亮、今何時??」


「7時半」




うわ…あたし4時間も寝てた。


亮相当ヒマやったんやな。








「おかゆ作ったけど食えるか??」




「うん」



にぶちんなくせにこんな少女マンガみたいな事するから、あたしはコイツから離れられない。








「おいしい!!」


「ならよかった。」





にぶちんなくせにこんな笑顔見せるから、あたしは亮が大好き。






「亮、ありがと。」


「おぅ…」











END



















あとがき


作者のゆかりですー!こんにちはっ!!

さて、にしきどりーむ。2作目です(笑)
今回は看病ネタでした!
あたしがこないだまで風邪ひいてたからです、はい。
やっぱり普段ぶっきらぼうなタイプの人に、こうゆう時
手厚く看病なんてされちゃうとキュン死にですよ。ギャップ萌えです!
亮ちゃんはギャップ萌えの塊だと思いますよ。
いつもは「お前」って呼ばれてるのに、不意打ちで名前呼ばれたりしたら!
今、また妄想が広がりそうになってしまいましたよ(´д`)
また、ギャップ萌えな錦戸書きたいですねー!
楽しみにして頂けたら光栄でございます!!
では、読んでくださってありがとうございました。
失礼します。


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