お昼寝






〜!」


「博貴っっ!?ちょ!!何やって…」


、今ひまー??」


「は?暇なわけないやん。あーもう!いいからちょっと来て!!」




「ちょ…、何やねん!!痛いって!!」


「なんで教室来るん!?みんな見てたやん!!」


「もぉええかなぁ思って…だってに会いたかったんやもん。あかんの??」




コイツ…


全部計算してるやろ…


なんやねん!!



このウルウル上目遣いは!!!!









「いいけどさ…別に…」


「じゃあ、行こっ!!」





さぁ立場逆転!!


さっきまであたしが博貴を引っ張ってきてんで!!


それやのに






「ちょっと博貴っ!!どこ行くん??」


いきなり強く手を握られて、目の前の綺麗な顔したこの人は男なんや、と改めて思った。



「俺の秘密の場所!」




でもやっぱり、前言撤回。


振り向いて笑った博貴はどんな女の子より可愛かった。





神様…どうしてコイツを女にしなかったんですか…







あたしがそんなことを考えてる間も博貴はあたしの手を握って階段を上り続ける。


立ち入り禁止の張り紙が吊るされたロープをくぐって


鉄の重い扉を開けると目に飛び込んでくる綺麗な青。





「博貴、此処!すっごーい!!」


「やろ?俺が鍵開けてんで!!すごいやろ?な?」


「博貴…ピッキングの能力が…??」


「こんなん俺様にかかれば朝飯前やで!」


「あたしずっと屋上来てみたかってん!!ほら、入学したときから立ち入り禁止で気になってさ」




博貴はコンクリートの真ん中に寝っころがってひとつあくびをした


あたしはその隣に座って博貴の綺麗な茶色い髪を撫でる





「ここやったら誰も来んから、堂々とイチャイチャできるしな」



涙の溜まった眠そうな目でサラッと言って少し体を起こしてあたしの唇に触れた。



「…ってか、此処に誰も来んでも、教室まで呼びに来たりしたらバレるやん!!」


「ん〜そぉやなぁ…」


「ちゃんと考えてる…?博貴はアイドルやねんから!!あたしなんかが彼女やってバレたらあたし殺されるわ」









「俺が守ったるから。」


「は??」


「だーかーらー!!俺がボディーガードする!!」


「でも…そんなん大丈夫??」







「あぁ〜眠い…」



あたしの質問は無視で博貴はまたひとつ大きなあくびをする






「お昼寝でもしません??」



半分しか開いてない目で自分の隣のコンクリートをポンポンと叩く


あたしは博貴の隣に寝転んで太陽のまぶしさに目を閉じる





「ちょっと博貴!!もうちょっと離れて!!」


「だって俺、のボディーガードやもーん。ずっとくっついとかな何があるかわからんやろ?」


「何もないって!ほら離れて……って、寝るなぁ!!」



博貴はあたしの腕にコアラみたいにしがみついてかわいい顔して寝息をたててる。



「…ん……好きやで」



寝言にまでハートマーク付


さすがアイドルですな。





「あたしも好きやで。」









博貴の頬に軽くキスして博貴の温もりの中であたしも目を閉じた。















END














あとがき

こんにちは。作者のゆかりです。

初めての内くんです。キャラがわかりません(´д`)
あたしが関西では一番に好きな内博貴さまですが、
正直、マザコンで可愛いー!感じのイメージしかないのです。
だからこんな感じで、ベッタベタに甘える博貴になってしまいました。
あたし的には可愛い路線まっしぐらなイメージなんですが、
皆様からすれば、カッコいいイメージもあるんでしょうか?
王子で紳士な博貴もまた良いですけどね(^ω^)
ヒロインも関西弁にしてみました。
関西人なのに、文字にすると曖昧なところも多くて悩んでしまいましたー!
博貴は大好きなので、キャラがもう少し掴めたら、また書きたいと思いました。
それでは、読んでくださってありがとうございました!
失礼します。


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